手放す事の必要性
進化し続ける意識は、常に変容し続けています。それに呼応して身体も思考も変わっていきます。今日まで正しく感じられていた健康法や、食事の内容、 決して揺るがない真実と思ってきたイデオロギーなどが、ある気付きによって、あなたの意識の波動が高まったため、全く自分に合わなく感じられ、その価値を失う事はよくありうる事です。ヒーリングの旅を続け、今にありながら自分という存在を見つめる生き方をしていると、大切にしていた考え方や所有物を手放して、魂の旅を進めてゆく事が必要となります。簡単で身近にある例を3つあげてみます。
一般的には健康によいと言われている生野菜ですが、腸が弱っていると、潜在意識から、食べるのをしばらく控えてほしいというメッセージが来る事があります。しかし、このメッセージは、腸が健康になってくると、また、変わる可能性があります。
今まで、優しくしなければ可哀想だと思って、長時間長話を聞いてあげていた友達がいました。しかし、そういう自分のあり方が、非生産的で、不健康な二人の関係を黙認し、持続させていた事に気がつき、しばらく、長電話をするのは控える事を決断しました。さらに意識が進化するによって、同じ人と新しい種類の会話や、もっと深い友情を築けるようになる事もあります。
絶対に嘘はつかないというイデオロギーをもっていたのに、深い訳があって、嘘をついた事がありました。その事で、ずっと罪の意識を持っていたのが、ヒーリングの結果、その嘘は、思いやりから出てきたものであると気がつきました。 嘘をついた過去の自分を受け入れる事が可能になり、他人にも以前より寛容になり、生きやすくなりました。
ヒーリングのセッションの中で得たメッセージや、気づきも、時が来れば、さらに高波動のあり方を体現するために手放す必要がある日が来るに違いありません。ですから、ヒーリングのセッションで得た知識や心の状態を、魂の旅の終点だとは、考えず、さらなる叡智、無条件の愛を体現する可能性が最大限に引き出される様なあり方を見つけるためのステップの1つだと考える事が重要なポイントです。 安定を求め、あらゆる変化を危惧する習性にとっては、何かを手放す事はつらい事かもしれません。古い生き方と、新しい気付きの間を行ったり来たりする思考を、自分から引き離して見つめる、瞑想の視野を培う訓練が大切です。心と身体がその時々可能な範囲のものを無理を強いる事なく手放すのが、魂の成長を穏やかに促す最良の手段かと思います。そのためには、常に自分の内なる賢者(ハイヤーセルフ)の声に耳を傾け、あるがままの自分を優しく抱擁出来る波動を体現する習慣をつける事が大切です。新しい気づきが産まれる時は、今までの自分のあり方に愕然としたり、自己嫌悪を感じたりする事もありますが、非難や批判的な思考と一体化してしまうと、生産的で生命力に溢れた平和の波動を作るのが妨げられてしまいます。出来るだけ、あっさりと自分も、他者も許して、新しい気づきを導入した言動をつくることにエネルギーを注入するのが、魂の成長をサポートする最も効果的な生き方だと、考えます。